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何気ない生活の中の1コマ。



 街の美女   by あくぼう
俺が、大学へ行くとき電車を利用する。
自宅から、駅まで歩いて約10分。

その10分間で一体なにが起こったのだろう

いつものように、駅へ向かって歩いている。
いつもと同じ道、いつもの同じ建物、風景。
空気は汚れている。

駅についた。

駅についた。女子高生達が駅の改札口の外で話している。
いつもと同じ風景。その女子高生の中に、今までみたことない、人がいる。
その人は、俺が今まで生きてきて、芸能人を含めても上位にランクインするほどカワイイ人だ。



「この人は、なにか、幸せそうだ」
おれは見た目で判断した。
そして、おれは大学へ行き、その日はなにごともなく、一日を過ごした。


その出来事があって、ぼーっとしているうちに、
おれは彼女のことを忘れていた。
2ヶ月がたったある日の帰り道。
ありえない光景を目にした。


前、駅前でみた、とてもカワイイ人が街の中にひっそりとある
古ぼけたアパートに入っていったのだ。
「え?なに?」おれは、目を疑った。
おれは、気になって少し様子をみることにした。




彼女が入っていって10分が過ぎた。
なにも起こらない。

出てこない。




さらに、15分が過ぎた。なにもない。
「だれも住んでいないようなアパートにカワイイあのコはなんのために・・・」
おれはそう思って、それ以上待つことはなく、家へ帰ることにした。



そんな出来事があって3日が過ぎた。


俺はまた、大学の帰り道、見てしまった。




あのカワイイ人が、また街で浮いている
古ぼけたアパートに入っていく。

おれは彼女が入る前に近くに寄っていき様子をみていた。


「ごめんくださーい」
彼女はそういって、中に入っていった。
俺は、「あぁ・・・。だれかの世話でもしてるんだな。偉いコだ」
そうおもった。




それから。数週間たち。
俺は、大学で実験をするため、日曜日だというのに大学へ行くことになった。


朝早く駅へ向かって歩いていると・・・



彼女があの古ぼけたアパートから私服で出てきた。

そこで俺は、全てをさとった・・・。





彼女はアパートから出るとき
「またねー」と言って家を出る。

おれは数回その光景を見ている。



俺は、











「・・・ここで彼女は暮らしているんだ・・・。」




と、思い。俺は、最初駅で見たとき、
女子高生達は、なにも苦労せず
毎日 幸せに暮らしているんだなと思っていた。
しかし、

自分の家に
「ごめんください」とか「またねー」
と言って、人の目を気にして暮らしている女子高生を見て、


なぜか俺は、少し悲しい気持ちになり普段泣かない俺の目にはうっすら涙がたまっていた・・・





END...