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ここからが恐怖
後編スタート!







2人目の彼女は、後ろの席に座っていた。
どこかで見たことがある・・・
髪は腰ぐらいまであって、肌は白い。体系は細い。




一番おれが、気になったのは、左目だ。
キタロウのように髪で隠れている。
俺がじろじろ、鏡越しにみていると
彼女は、




















うっすら 、笑った。
俺は、今まで見てきた幽霊で一番の恐怖を感じた。
俺に笑った、幽霊なんてみたことなかったからだ。




俺達は、トンネルを抜けた。
外は、暗い。
後ろにいたはずの
幽霊の姿は無い。
俺は、ほっとした。


























「また、こよーね?」












彼女はそう言った。
俺は、二度と来たくなかったけど、いいよと言った。
俺は彼女を家へ送り
一人暮らしをしている。
マンションへ帰宅した。





マンションへ帰って部屋へ行った。
なぜか、カギが開いている。
俺は、閉め忘れたか・・・と、思った。
部屋へ入ると・・・
































「おかえり」








だれもいないはずの部屋から不気味な声でそういわれた・・・
俺は、死ぬほど驚いた。
どこから、声がしたんだ?
俺は、確かめたくなって、調べた。



























わからない。
どこから声がでたのか?
押し入れにもだれもいないし・・・
俺は、勇気を出して、













































「ただいま!」
と、部屋全体に聞こえる声で言った。






























「おかえり、今日は楽しかったね」
・・・







俺は、帰り後ろに座ってた人のことを思い出した。
やつか・・・
















俺は、彼女の声がどこからきているのか
わかった・・・
























コンポだ・・・
コンポのスピーカーから確かに声が聞こえた。


















俺は、子供のときから、幽霊を見ている。
普通の人よりは、平気だった。
その日は、とりあえず寝ることにした。


































・・・俺は、車の運転席へ・・・
毛布を持っていき。
寝た・・・



















朝、起きて、一度部屋へ戻った。
なにごともなかった。
いつもの俺の部屋だ。
俺は、風呂に入ろうとした。





























「ガラガラ・・・」












俺は、風呂の戸を開けた。





























自分の目を疑った。





・・・
長い髪の毛がたくさん落ちている。
























現実か・・・。
俺は、どうしよう・・・。
テンパっていた。
とりあえず、部屋と車に塩をもっていき。
ばらまいた。






















































効果なし





















毎晩、かなしばりにあう。
かなしばりにあうと、コンポから
声が聞こえる。




























「ねー。私の彼氏になってよ?きっと楽しいよ」





































俺は、絶対つまらないと、思った。
けど、なにもいえない。











俺は、かなしばりにあうと
まぶただけ動く。
だからおれは、来たっ・・・とおもうと目を閉じる。



















これが唯一の守りだ。
なにも見えない。
見たくない。



















俺は、引っ越そうとした。けど、金がない。
彼女にも、相談した。
彼女は、「なにいってんの?バカじゃない?」
そんなことばかりいって、話にならない。


























幽霊の攻撃は、日に日に増していった。
風呂にはいると、たまに電気が切れる。
一番怖いのは・・・








































携帯電話が鳴って、
出ると、
「もしもし・・・わたし・・・」
幽霊の声がする。


















俺は、コンポを捨てた。
携帯も買い換えた。

















幽霊は、コンポの変わりにテレビを使ってこっちに、話かけてくるようになった。











俺は、幽霊の話を一度聞いてみた。
幽霊は、彼氏が死んで自殺したといった。
もし、彼氏と会うことができたら
私は成仏できる・・・



そういった。
そして俺に、探してという・・・



























探すまで、私はここにいる・・・























俺は、探すしかなかった。
俺は、またあの幽霊スポットへ
今度は彼氏を探すために、行く事にした。








一人は無理だ・・・
俺は、彼女をまた誘い
行く事にした。







今度は、始めから









































3人乗っている・・・







俺だけに、見えている。
俺だけに、聞こえる。
















トンネルに入った。
真っ暗だ。
車のライトしか光がない。












トンネルを抜けた。
・・・










墓を散歩していると、
彼女が
「トイレ行きたい・・・」
と、いいだした・・・













俺は、彼女と古いトイレへ行った。
彼女は一人で中にはいっていった。






















彼女が帰ってこない。
俺は・・・





































幽霊が、自分を同じように
俺の大事な人をこの世から消すのだとおもった。












おれは、彼女を呼んだ。返事がない。









俺が、女子トイレへはいろうとしたその瞬間・・・
































俺の肩を後ろから押された





















彼女が俺を脅かそうとしたことだ。






幽霊の彼氏を探そうと・・・
おれたちは、墓場を探した。
見つからない。










幽霊は、「ありがとう・・・」そういった。













俺は、彼氏も探せてないのに、
意味がわからなかった。
そして、幽霊は俺の前から突然、姿が消えた。













「さー。帰るぞ」 その場を後にした。







車に乗って、トンネルに向かった。



トンネルをとーっていると。







隣にいたはずの、彼女が
幽霊に姿を変え、
うっすら微笑んだ。













どこかでみたことあるな・・・
そうだ!!!





































中学のとき、
「私も、声が聞こえる」
と、言った女子だ・・・
髪が伸びただけだ。


























































































「そう・・・私は、あの日から、ずっと君のそばで、君を見ていた・・・」








おしまい。
















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