価値観について by あくぼう
現代の生活で一番大切なこと
金、時間、家族、恋人、思い出の品、夢・・・・・・。
地球という全員に当てはまるものはちょっと隣に置いておいて話を進めよう。
大学に入ると高校3年生までの勉強とは少し違ったことを習い始める。
中には高校生の間に習った人もいるかもしれないがそういう細かいことはなしでいきたい。
どんなことにも例外があるように――。
結論から言う前に今上げた「金、時間・・・・・・」の中であなたは何が1番大事なのか考えて欲しい。
別に上に挙げた例ではなくてもいい。
自分の命が一番大事という人はそれでもいい。
そこでだ。例えば「金」が一番大事だと思っている人がいるとしよう。
そういう人は学校終わりに疲れている体にも関わらずバイトで「自分の時間を金に変える」
夏休み、40日の中で35日バイトをして10万を超える金を稼ぐ。
そういう人は少なくない。
夢が一番大事と言う人はバイトをするだろうか?
その夢が金で解決できるもの。例えば車が欲しいとか。
それだったらバイトしないといけないがそんなものは夢ではない。
分かり易い例を挙げるとするなら甲子園に出たいと思い毎日勉強もせずに野球に打ち込む人。
いくらバイトしたってこの夢は叶わせることができない。
だから野球に打ち込む人はバイトなんてしない。
価値観の違い。
突然自宅が火事になったとき何を持って逃げるか。
とにかく命と思う人は何も持たず一刻も早く外へ出る。
お金が大事だという人は多少時間がかかろうと財布を通帳をもって逃げるだろう。
思い出が大事と言う人ならアルバム。
家族が大事だと思う人なら、自分の命を顧みず外にいたにも関わらず家の中に残されている人を助けるために飛び込むだろう。
自分の命より大切なものなんてたくさんあるしそれが無い大人はちょっとまずいかもな。
このネットというものができてから数年が経ちありえないほど早いスピードで発達してきている。
ネットが出来る前まではテレビやラジオ、新聞でしか情報を得ることがほとんどなかった。
ネットをつなげば自分からその情報を探しにいけることが出来るようになり
辞書なんて買わなくてもネットで調べることだって楽にできるし
アメリカやヨーロッパなど日本にいながら世界の商品だって手に入れることだってできたりする。
「情報が溢れている」という言葉は良く耳にする。
その分ガセ情報も多いが・・・・・。
そして大学の講義の話に戻る。
大学ではリアルな話が多いと感じる。
金融の話。
金融取引。古代の人間は物々交換主流で生活していた。
米と肉の交換。割合は適当。お互いが満足すればそれでよし。
満足できなければ他を当たる。
相手を見つけるという不便さとその相手が必ずしも自分が納得できる交換をしてくれるのかわかないという不安。
そこで頭の良い人間は「貨幣」というお金を作り出した。
一たん物をお金に買えることでそれから好きなものとお金で交換する。
これならより幅が広がって取引は一気に加速した。
米1キロ持っているとしてその米が魚何匹になるのか。
魚10匹持っていてどれだけの米と交換できるのか。
それぞれが少しでも得できるように自分の頭で考えて取引をしていく。
子供は大人に騙され、騙さた子供はいつにか大人になり子供を騙し得をする。
こんな流れができたのかもしれない――。
そして「金」の話も勉強する。
金には大きく分けて2つの使い方がある。
1つは消費、もう1つは投資。
コンビニでおにぎりを買って食べる。
その際おにぎりとお金を交換する。
おにぎりは食ってお腹にはいって消える。
これが消費だ。
投資とは、今持っているお金をいったん別のものに買えて
時間を持たせて買ったときの値段より大きい値段で売る。
これが投資だ。株とか不動産が投資だ。
塾に行って勉強する。これは投資だ。
将来の自分への投資。習い事はだいたいそうだろうな。
大学へいくことも投資だろう。
単位を集めて卒業すれば社会的地位が上がり将来貰う給料も高卒より多いといわれている。
ただ・・・ここで断っておくことがある。
塾にいくのは投資といったが塾にいってずっと寝ていればそれは消費に変わる。
大学にいっても勉強しなかったらそれも消費に変わる――。
金の話をしたがここからは「時間」の話にかえたい。
時間を金に変えることは上で話した。
ただ時間は一日24時間と決まっていて夢を掴みたいのならその夢が実現できるような時間の使い方をしなければならない。
ただ金が欲しいのなら単純に一番時給の高いバイトをさがして一生懸命クビにならないようにバイトをしたらいい。
何が言いたいのかというと。結局はどのように時間を使うかということ。
時間の投資なのか時間の消費なのか。
1年したら忘れてしまうテレビ番組を見るより一生忘れないであろう好きな人との旅行。
志望校へ行くための勉強。
俺はサッカー、野球とかアーティストのコンサートとかみんなが好きそうなことがたいがい嫌いだ。
地元のサッカークラブが買って自分の生活が変わるのなら必死で応援するがそんなこともなく。
3年も経てば忘れてしまう。
そんなもの見るより自分が外を走っていたほうが自分のためになるから俺はワールドカップのさなか夜の街を走ったことだってある。
こんなこと俺が言ってネット上にアップする。
これを見る中高生が「何いってるの?」と思うのか「そうか!」と思うのか俺の知ったことではない。
価値観はそれぞれ違うと言った。まさにそれだ。
ただ長い人生、ずっと投資ばかりしていると柔軟な考えができなくなる。
俺だってたまには生き抜きでサッカーをみることだってあるしコンサートに行くことだってある。
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この際もう1つ書いておきたい。
価値観について。
缶ジュースが120円で売っている。
これは高いのか安いのか。
CD1000円は高いのか安いのか。
車100万円は高いのかやすいのか。
駅から5分で家賃10万円は高いのか安いのか。
自分が欲しいと思うものなら人は無理してでも手に入れたいと思うしそれだけの「価値」があるのだと思う。
ブランド物ばかり買いあさって自分を磨くことを忘れている女が嫌いだ(笑)
まあ結局。
「金と物の交換。時間を使って何をするのか」
この辺がちゃんとできる人は人間的に優れているということになるだろう。
一時的な快楽はやめて明日の自分のために今日を使うことをオススメする。
今なにをするのが一番大事なのかもう少し本気で考えて生活して欲しいと思いこのページは終わりとする。
Good luck!!!
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このページを書いた俺について。
正直俺は大多数の人がサッカーや野球に夢中になっていてくれたほうがいい。
ライバルは少しでも少ないほうがいいから(笑)
でもこのテキストを作ったところでいきなり生活が変わる人なんて本当にわずかだと思う。
今日かわっても半年後にはまた今の生活に戻っているんだろう。
本当に自分が「そうだ!」と思って気付かない限り人は変わらない。
そしてこんなページを作った俺。
このページを作るのにかかった時間は2時間強。
リンク依頼を出すよりこのページを作ったほうが良いと判断した。
悪魔流の価値が1ミリでも上がればそれでよし。
悪魔流への投資をしただけのこと。
この投資が消費に変わらないように祈るばかりである。
おっとこんなページ作ったらせっかくネット上であほを演じてるのがバレちまうぜ(あひゃひゃ)